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ネットスーパーは得?実店舗との時間・料金を比較|1時間330円

黒大理石のキッチンに届いたネットスーパーの食材 宅配

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最終確認日:2026年8月25日

ネットスーパーで浮く時間は、1時間あたり約330円でした。時給1,000円の人でも十分に「買い」です。

しかも使い方によっては0円になります。送料無料ラインを超えればいいだけだからです。この記事のいちばん大事な部分はそこです。

ただし、時間が浮かない使い方もあります。そこも含めて計算しました。

買い物にかかっている時間を分解する

スーパーへの往復だけを見ていると、実際の時間を見誤ります。店内で商品を探して回る時間と、レジに並ぶ時間のほうが長いからです。

作業実店舗ネットスーパー
往復の移動20分
店内で選ぶ30分
レジ・袋詰め10分
アプリで注文15分
受け取り5分
1回あたり60分20分
徒歩・自転車で片道10分のスーパーを想定。車で行く場合は駐車場の出し入れが加わります。

注文の15分を忘れないでください。ネットスーパーは時間がゼロになるわけではありません。買うものを選ぶ作業は、画面の中でも発生します。

差は1回あたり40分。週2回なら年間で約69時間が浮く計算です。


配送料はいくらか

イオンネットスーパーの場合、標準の配送料は110円から300円。これに遠隔エリアの加算や時間帯指定料が乗ると、最大で550円ほどになります。最低注文金額は700円(税抜)と低めです。

中間をとって1回220円とします。週2回で年104回、配送料は年間22,880円。

22,880円 ÷ 69時間 = 約330円

時給1,690円の人にとって5分の1の値段です。宅配クリーニングが1時間あたり2,500円だったことを考えると、ネットスーパーは桁違いに割がいいサービスだと分かります。


送料無料ラインを超えると0円になる

イオンネットスーパーの送料無料ラインは、エリアによって5,000円から6,500円です。ここを超えれば配送料はかかりません。

週2回で1回2,500円ずつ買っている人が、週1回で5,000円まとめて買うようにすれば、配送料はゼロ。それでいて店に行く時間は消えます。タダで時間が買えることになります。

ただし、これには条件がつきます。

  • 冷蔵庫に1週間分入るか。一人暮らし用の小さい冷蔵庫では物理的に無理があります
  • 生鮮が持つか。葉物野菜と魚は週の後半にはつらくなります。冷凍を組み合わせる前提です
  • 無料ラインに届かせるために余計に買わないか。4,200円のときに「あと800円」で何かを足すなら、それは配送料220円より高くつきます

3つ目が一番よくある落とし穴です。送料無料は魅力的に見えますが、そのために買い足した分は純粋な出費です。配送料を払ったほうが安く済むことは珍しくありません。


時間が浮かない使い方

最初の数回は、むしろ時間がかかる

実店舗なら、いつもの棚に行けば目当ての商品があります。画面の中ではそうはいきません。慣れるまでは商品を探すのに30分以上かかることがあり、最初の2〜3回は時間が増えます

これを乗り越えられるかどうかが分かれ目です。多くのネットスーパーには買い物履歴から再注文する機能があるので、定番品を最初に登録してしまうのが近道になります。ここまで来ると注文は10分を切ります。

受け取りの在宅時間

配送時間の指定はできますが、その時間に家にいる必要があります。Amazonフレッシュのように朝8時から深夜0時まで2時間ごとに指定でき、最短2時間で届くサービスもありますが、対応エリアは東京・神奈川・千葉・埼玉に限られます。

「受け取りのために予定を空ける」形になるなら、浮いた時間は目減りします。この記事では受け取りを5分で計算していますが、そこに縛られる時間が長い人は、自分の数字で計算し直してください。

欠品と代替品

頼んだ商品が欠品して代替品が届くと、結局買い直しに行くことがあります。ここまで含めると時間は浮きません。欠品時の扱い(代替品を送るか、返金か)は事前に設定できることが多いので、最初に確認しておくほうがいいです。


どこを使うか

ネットスーパーは、住んでいる場所で選択肢が決まります。全国どこでも使えるサービスは多くありません。

サービス配送料特徴
イオンネットスーパー110〜300円(最大550円)対応エリアが広い。最低注文700円(税抜)と低く、少量でも使える
Amazonフレッシュプランにより変動東京・神奈川・千葉・埼玉限定。朝8時〜深夜0時を2時間刻みで指定でき、最短2時間
楽天西友ネットスーパー一定額以上で無料楽天ポイントが貯まる・使える
イトーヨーカドーエリアにより異なる地域によってOniGO経由の配送になる場合がある
配送料はエリア・時間帯・購入金額で変わります。まずは自宅の郵便番号で対応状況を確認してください。

選び方はシンプルです。まず対応エリアで絞り、残った中から送料無料ラインの低いものを選ぶ。これで大きく外しません。

関東圏に住んでいて「今日中に届いてほしい」場面が多いならAmazonフレッシュ、普段の買い物をまるごと置き換えたいならイオン、というのが基本線になります。楽天経済圏にいる人は、ポイント還元まで含めると実質の配送料がさらに下がります。


買い物が好きな人はどうするか

ここまで時間の話をしてきましたが、スーパーに行くのが気分転換になっている人もいます。旬のものを見て献立を決める、値引きシールを狙う、子どもと歩く。これらは時間を消費しているのではなく、時間を使っているだけです。

その場合、無理に全部を置き換える必要はありません。重いものだけネットスーパーに回すのが現実的です。米、水、飲料、洗剤、トイレットペーパー。これらを運ぶ労力が消えるだけでも、買い物はかなり楽になります。

この使い方なら、月1回の配送料220円で済みます。年間2,640円で「重いものを運ばない生活」が手に入る計算です。

米10kgと2Lの水を6本、ついでに洗剤とトイレットペーパー。これを自転車のかごに載せて坂を上がるのと、玄関で受け取るのとでは、消えているのは時間だけではありません。


値段は上がるのか

時間の話とは別に、気になるのは商品そのものの値段でしょう。ネットスーパーは同じチェーンの店頭価格と同じか、ほぼ同じで売られていることが多く、ネットだから高いということは基本的にありません

むしろ支出が変わるのは、別のところです。

  • ついで買いが減る。店内を歩かないので、目に入って買ってしまう菓子や総菜が減ります。ここは支出が下がる方向です
  • 特売・見切り品を拾えない。閉店前の半額シールはネットにはありません。ここは支出が上がる方向です
  • 合計金額が常に見えている。カートの数字を見ながら調整できるので、予算管理はしやすくなります

どちらに転ぶかは人によります。値引きシールを狙って動ける人には損、そうでない人には得、というのが実際のところです。半額シールを買うために店にいる時間も、時給で換算してみてください。その話は別記事で詳しく扱います。



食材宅配を試してから判断したい方へ

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なお、配達時間に合わせて在宅すると、ネットスーパーで浮かせた時間が受け取り待ちに変わってしまいます。常温品の置き配や配送通知の使い分けは、宅配の受け取り時間を減らす方法で整理しています。

まとめ

  • 実店舗60分に対してネットスーパーは20分。週2回なら年間69時間が浮く
  • 配送料は1回110〜300円。年22,880円として1時間あたり約330円
  • 送料無料ライン(5,000〜6,500円)を超えれば0円。ただし無理に買い足すと本末転倒
  • 最初の2〜3回は時間が増える。定番品を登録すれば注文は10分を切る
  • 買い物が好きなら、重いものだけ回すのが現実的

自分の時給がまだ分からない方は、自分の時間を時給換算するといくら?を先に読んでください。家電で時間を買う場合は時短家電はどれを買う?にまとめています。

※ 配送料および送料無料ラインは2026年8月25日時点で確認したものです。エリア・時間帯・キャンペーンによって変わるため、お住まいの地域の条件を各社公式サイトでご確認ください。

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